がんインフォメーション
小児がん
小児がんは、小児がかかるさまざまながんの総称です。
一般的には15歳未満にみられるがんのことです。白血病、リンパ腫、脳腫瘍などが含まれます
血液の腫瘍である白血病が約3分の1を占めます。血液の腫瘍には他にリンパ腫やエンゲルハンス細胞組織球症などがあります。残りの3分の2がかたまりを形成する「がん」と呼ばれる腫瘍です。小児の固形がんの半分近くが脳腫瘍です。そのほか、神経のもとになる細胞から発生する神経芽腫や精子や卵子になる前の未熟な細胞から発生する胚細胞腫瘍などがあります。
当院を受診され小児がんが疑われる場合、血液検査、尿検査、骨髄検査やMRIなどの画像検査などを速やかに実施し、状況に応じて名古屋大学医学部附属病院、日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院などの専門医療機関に紹介致します。