がん関連の認定看護師がリーダーシップをとりながら、現場の看護の質を高めています。
当院には、がんで手術、化学療法、放射線治療を受けてみえる患者さんが多く入院 されており、 ほとんどの患者さんに病名告知を行っています。 患者さんの療養生活を整える看護師の役割はとても重要で、がん関連の認定看護師を中心に専門知識や技術はもちろん、患者さんを 受容し、傾聴・共感しながら互いの信頼関係を持って看護にあたっています。 院内にはPC委員会があり、がんの疼痛緩和に力を入れています。 患者さんとともに疼痛緩和の目標を設定し、疼痛アセスメントを行い、 患者さん自身のQOLを低下させずに治療が受けられる支援を行っています。
組織横断的に活動中!
がん性疼痛看護認定看護師 北原 悦子がん病棟で活躍中!
がん化学療法看護認定看護師 城川 優子●緩和ケアチームの活動
緩和ケアとは
症状緩和が中心です(病気を治すこととの違い)痛み、倦怠感、腹部のはり、吐き気、うつ的気分、不安など 心のケア、社会的な支援を行います。
がんの治療中でも行うことができます。
名古屋記念病院の緩和ケアチームは、2007年6月に発足して以来、がんによって引き起こされる苦痛の緩和に 取り組むことで、がんと共に生きる人のサポートを行ってきました。がん患者さんが最期のときまで生き抜くお手伝いは、主治医の依頼を受 け、週に一度の緩和ケアチームカンファレンスを行った後から始めています。 そして緩和ケアチームカンファレンスの翌日には、患者さんと患者さんをケアする病棟スタッフを訪問し、 ケアの方針を確認・評価・修正します。
緩和ケアチームは緩和ケアの知識と技術の向上が常に求められますので、症例検討会や他施設共同の有痛率・ 除痛率調査を実施したり、日本緩和医療学会での研究活動や学習を続けたりと、明るく楽しくがんばっています。 緩和ケアに関心のある皆さん、名古屋記念病院だからこそできる緩和ケア!一緒に取り組みましょう!
●外来化学療法室の増設
2007年12月に外来化学療法室を開設し、1日平均5~8名の患者さんが、がん化学療法を受けておられます。患者さんが安心して通院治療を受けられるよう、入院中に外来看護師がオリエンテーションを行っています。記録については当院で作成した外来化学療法経過シートを用い、治療中の一般状態の変化や有害事象の有無を記載しています。それらの情報をもとに、医師・薬剤師・看護師・クラークで毎日カンファレンスを行い患者さんのQOLを高められるよう話し合っています。
また、がん性疼痛看護認定看護師が、がん相談支援センターと連携して直接患者さんの問い合わせに対応しています。相談内容は外来化学療法中の副作用やがんに伴うさまざまな苦痛症状への対処などがあり、患者さんのセルフケアを支援しています。
名古屋記念病院 職員課
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